こんなことがありました!

出来事

この子はよい子だなあ  その13

 「この子はなんてよい子のだろう?」担任しているとそんな子によく巡り会うことができました。
そんな時、どんな子育てをしているのか?聞くようにしていました。自分の子育てにも参考にしよ
うと・・・。母親と話す機会が多かったのですが、共通点がありました。それは、一言で言うと「包容
力」があることでした。穏やかさやあたたかさがあって、話しているとこちらまで安らぎを感じさせ
る親たちでした。
 私の経験から言うとよい子を育てている親は、心の大らかさや広さが見られます。子どもは、
愛情に包まれて育つと情緒の安定が図られ円満な明るい性格に成長していきます。円満な家庭は
子どもにとって情緒安定の基地です。
 どうしても子育てでは、小言ばかりを言いがちです。過干渉は子どもの依頼心を助長されますし、
無関心や放任では子どもは全うに育ちません。子どもと一緒に楽しく語り合う親になり、ひとつ
の方針を与えたら、あとの行動は子ども自身の自己選択に任せ、あまり干渉しないことが子ど
もをたくましくさせます。
 子どもに安全軌道をセットし、その軌道を過保護に守って通過させようとすることに熱心に
なっては子どもはいつまでたっても自立できないと言うことです。

子どもの体力と自立心 その12

本校の体力テストの結果を集計し全国平均と比べてみました。結果は思わしくありません。テスト
の全項目の3分の2以上全国平均以下。特に50m走は、全学年で下回っています。体力合計点
で5段階A、B,C,D、Eに分けていますが、男子の42%、女子の24%ががD,Eでした。この結
果は、学力向上以上に大きな課題と思っています。
子どもの体力は、自立心の育成に大きく関係します。運動に親しんでいる子どもは、体を苦にせ
ず動かすので学校生活でも活力を感じます。この活力こそが様々な困難に立ち向かうことができ
る自立心の強いたくましい子どもの育成につながってきます。
ゲームなどで閉じこもりがちな時間を解消し、運動に親しむ機会を創出したいものです。
石井には伝統あるスポーツ少年団もあります。多くの子どもが入会し運動に親しんで欲しい。

忍耐力を育てたい その11

 「忍耐力のある子どもに育てたい」
 今の子どもは、物質的に豊かで自制心やこらえ性がないです。肩身の狭い思いをさせたいく
ないと考え、多くの親がスマホなどを無制限に使用させていることなど象徴的です。
 子ども達の文房具の取り扱いも象徴的です。自分の鉛筆や定規などが無くなっても平気です。
無くなればすぐ買い与えているのも大きな理由の1つです。子どもに忍耐力をつけてほしいと願っ
ても、「がまんする」という経験もなく「ものを大切にする」という節約心を失わせているのです。
子どもの物質的な欲望を満たしてばかりいると、子どもはわがままになり、自分勝手な好き嫌い
が行動の判断基準になります。これは、得だからやる。これは損だからやらない。という損得の
判断で行動する子になります。これは、「正しいからやる。正しくないからやらない」という善悪の
判断で正しく行動できるように育てていかなければなりません。

 親の真の愛情とは、心を鬼にして小さいときから我慢する力を身につけさせることです。
高学年になれば、毎月の生活費を知らせてやるのも良いでしょう。親は毅然として「これはこれ
これこういう理由でダメです」という拒絶する勇気と決断力が大切です。人間は辛抱が大切です。
逆境にまさる教育はありません。世の中は自分の欲望どおりにうまくいかないことを、小さいと
きから分からせていくようにしましょう。きっと人生を豊かに生きていくでしょう。

市鼓笛パレード

 
 市合併10周年を記念した鼓笛パレードが開催されました。
6年生はこれが最後の鼓笛演奏です。すばらしい演奏でたくさんの方から拍手をいただきました。
石井小の良き伝統を引き継ぎ、5年生頑張って欲しい。

自立心 その10

 「叱り方」
 きちんとした叱り方をしないと子どもの心には響きません。こんな叱り方をしていませんか?
・学校の勉強道具をそろえないとき
「忘れ物をすると、先生に叱られるよ」
・店先でおもちゃを買ってもらえないとだだをこねたとき
「みんなみてるわよ。みんなに笑われるよ」
子どもの悪い行為に対して、周囲の人を気にして、周囲の人に叱られるから、笑われるから
という理由で矯正するのはよくありません。
先生や周りの人を恐怖の対象にしてはいけません。
「そんなことをするとお父さんに怒られるから」など他人の権威を利用して叱ることもよくあるか
もししれません。しかし、叱り方としてはよくありません。
忘れ物をすると結果がどうなるか?
その結果として起こるだろう事実を正しく説明していくことで自分で判断する力が身に付いてい
き、自立心が育ってくるのだと思います。

鍵盤ハーモニカの先生来校


 1年生になって初めて弾く「メロディオン」
今日は、メロディオンの先生をお願いし、1年生に教えていただきました。
メロディオンの奏でる音に目を丸くして聞き入る子ども達。
弾き方の基礎も教えていただきました。

音楽鑑賞教室

 
 音楽鑑賞教室を開催しました。フルート、ピアノ、ソプラノ(オペラ歌手)のアンサンブルです。
子ども達と一緒に歌う場面もありなごやかな雰囲気の教室となりました。
オペラ歌手の声量にはただ驚くばかりです。
子どもの情操教育はとても大切なことを再認識しました。

安達地区特別支援交流学習


 
 本校からは特別支援学級から5名の児童が参加しました。
他校の児童との交流を通して社会適応能力の向上を図ることを目的としています。
名刺交換に始まり、ダンスや玉入れなどの様々なレクリエーションで交流しました。
最後には自分で作ったプレゼントを交換。とても楽しい1日となりました。