こんなことがありました!

2015年7月の記事一覧

自立心 その3

自立とは「一人で○○ができる」と言うことです。
一人で起きる。一人で後始末ができる。一人で風呂に入って体や頭を洗える。
大きくなれば、一人で図書館に行って本を借りる。・・・
一人でやることを増やすことが自立へ道です。
低学年にはお留守番の経験をさせたいものです。電話が鳴ったときどうするか?来客があったら
戸締まりはどうするか?これらのことを教えて外出するのです。子どもは不安でしょうが、不安
な気持ちを乗り切るとき充実感でいっぱいになります。しっかりできたとき大きな自信となるで
しょう。
3年生ぐらいになれば、子ども自身が自分で考えて判断する機会を与えるのがコツです。
例えばスーパーに行って、500円でリンゴ3個買うとい手伝いをさせます。子どもは値段が安くてお
いしいリンゴはどれか悩みます。子どもはどれ買えばいいの?とすぐ聞くでしょう。「自分で判
断しなさい。自分で選びなさい」と突っぱねます。たまには失敗をするでしょう。その失敗は次
の成功を導きます。
 子どもを自立させるには、親が過干渉することが一番いけません。子どもに判断させる場面
創意工夫させる場面を与えることが大切です。

自立心 その2

②子どもから言葉や行動を奪わない。
 近所の方から子どもがお菓子をいただいたとき、
「あら、すみません。うれしいわ。ほらちゃんとありがとうとお礼を言いなさい」と親は教えるつもり
でしょうけど、この行為は子どもから言葉を奪い、自己表現力を貧弱なものにします。こんなこと
を繰り返していくと自立心は失われていきます。
 大人と会話している子どもの話し方を聴いていると、親からみているとまどろっこしくてじれったく
なることもあるでしょう。しかし、自分の意志を積極的に話せる力を育てるためには、そして、自分
から自立した行動をする子に育てるためには子ども自信に話す機会を与えることです。
親は先回りすることなく、子どもが話に戸惑っていれば、ゆったりした笑顔を作り待ち「もっとつ
づけてごらん。続きを聴きたいね。それでどうした?」と促していけば自己表現力は伸びていきます。