こんなことがありました!

自立心 その2

②子どもから言葉や行動を奪わない。
 近所の方から子どもがお菓子をいただいたとき、
「あら、すみません。うれしいわ。ほらちゃんとありがとうとお礼を言いなさい」と親は教えるつもり
でしょうけど、この行為は子どもから言葉を奪い、自己表現力を貧弱なものにします。こんなこと
を繰り返していくと自立心は失われていきます。
 大人と会話している子どもの話し方を聴いていると、親からみているとまどろっこしくてじれったく
なることもあるでしょう。しかし、自分の意志を積極的に話せる力を育てるためには、そして、自分
から自立した行動をする子に育てるためには子ども自信に話す機会を与えることです。
親は先回りすることなく、子どもが話に戸惑っていれば、ゆったりした笑顔を作り待ち「もっとつ
づけてごらん。続きを聴きたいね。それでどうした?」と促していけば自己表現力は伸びていきます。