こんなことがありました!

2015年10月の記事一覧

子どもは偉大なる模倣者 その16

 私が若い頃、担任をしていたとき、東京からある女の子が転校してきました。早速家庭訪問
をさせていただいた時、母親がこう言いました。「先生、うちの娘、先生の言葉を聞いて3日で訛ってし
まいました。」・・・冗談交じりにいったのですが、教師の影響力は大きいものだと思いました。
 子どもは物まねの天才です。特に小学生時には、親の行動が大きく影響を与えます。親の立振
舞、物事への態度や対応の仕方、見方、考え方を海綿のように吸収し、成長し発達していきま
す。子どもは親を手本に学んでいきます。親が自ら変えていくこと、自らが変わることが重要で
す。親が日常生活に懸命に取り組んでいる生の姿をみせることが、しつけ教育の本体です。親の
ありのままの生きざまを語ってきかせることも大事です。親は子どもには苦労させたくない、心配
をかけたくないと思いがちですが、この心配は無用です。子どもも親も苦労をともにし、現実の生
活の抵抗感を体で受け止め、親と一緒に人生を切り開いていく体験をさせましょう。大きな教育
効果を生む方法です。

あいさつ運動


児童会主催のあいさつ運動を昇降口で行っています。
代表委員会を開いて自分達で決定した活動です。
石井小をあいさつが飛び交う学校にしてください。

石井っ子発表会係児童打ち合わせ


放課後、係児童打ち合わせがありました。
6年生はとても忙しいです。自分たちが発表すれば終わりではないからです。
舞台の準備、放送、会場、記録など様々な仕事があります。
このような仕事も将来に役立つことですね。進んでやって欲しい!

いこいの場所 家庭 その15

 学校で元気な子どもたちの共通点は、家庭が心休まる場所、温かなぬくもりと愛情のある場
所、いこいの場所として機能していることだと感じます。心理的に情緒的にゆったりとした家庭で
安定した気持ちで育った子どもは、情緒も安定し学校で少々困難なことにぶつかってもがんばれ
るのだと思います。
 子どもをどうしつけるかを考える前に、家族団らんの時間をとりたいです。テレビを消して
楽しい語らいが子どもの安定した精神発達にどれだけ大切か・・・・。
子どものしつけがうまくいくかどうかは、私は、夫婦仲にかかっていると思います。
子どもの前で母親が父親の悪口を言ってしまうことはないでしょうか?
「お父さんがいつもゴロ寝しているから子どもがお父さんのまねをしてゴロ寝してテレビばかりみ
ているのよ」
不満が言いたくなるのはわかります。しかし、子どもには役立たずの父親像ができてしまいます。
子どもは、父親をバカにするようになり、父親の言うことなど、きくようにはなりません。
夫婦の不満は、子どものいないところでそっと言うようにし、子どもの前では夫婦は互いに
尊重するようにしたいものです。

全校合唱の練習


 石井っ子発表会の練習が本格的になってきました。
今年の全校合唱は、ステージに全員168名があがって歌うことにしました。
並ぶだけでとても時間がかかり、まずは並ぶ練習からです。
歌は「ビリーヴ」・・迫力があります。期待してください。

授業研究 4の2

 
(ワークショップによる事後研究会)
 4の2で授業研究がありました。講師に宮前貢先生を招聘しての研究会です。
学び合いについて日々深まっていることを感じます。

毎日の言葉かけ その14

 子どもが学校から帰ってきたらどんな言葉かけをしているでしょうか?最近は、夫婦共働きの家
庭も多いので、仕事から帰ってきてから声をかけることが多いでしょう。
 「宿題は終わったの?さっさと片付けなさい。宿題以外は自主学習でしょ。早く終わらせてしま
いなさい。」・・・・では、子どもの顔はこわばってしまします。
 「今日、学校楽しかった? どんな遊びをしてきた?給食はおいしかった?こからの予定は?
・・・そうだね。その予定通りにがんばってみなさい。いい子だね」と言葉をかけます。
 頭がよい子、しつけができている子の親は、大らかで、物事にくよくよしません。ゆったりと子ど
もにふれあっている親たちです。「早くせよ、早くせよ」と子どもをせき立てる親は見られません。
子どもの自立心を育んでいくためには、毎日の言葉かけの仕方が大切です。

授業研究 5の2

 
 本校では、学び合いを中心とした授業つくりに取り組んでいます。今日は、5の2の算数の授業
が公開されました。課題解決に向け子ども同士が学び合う姿が見られました。
授業研究を積み重ね教師の指導力の向上を目指したいと思います。

全校集会 5年生の発表

 
(すばらしい組み体操)
 
(タオルを使ったダンス)
 
 全校集会で5年生の発表がありました。
組み体操とダンスを披露してくれました。組み体操では子ども達から歓声が上がりました。
ダンスでは子ども達から自然と手拍子がでて一緒に楽しく鑑賞しました。

この子はよい子だなあ  その13

 「この子はなんてよい子のだろう?」担任しているとそんな子によく巡り会うことができました。
そんな時、どんな子育てをしているのか?聞くようにしていました。自分の子育てにも参考にしよ
うと・・・。母親と話す機会が多かったのですが、共通点がありました。それは、一言で言うと「包容
力」があることでした。穏やかさやあたたかさがあって、話しているとこちらまで安らぎを感じさせ
る親たちでした。
 私の経験から言うとよい子を育てている親は、心の大らかさや広さが見られます。子どもは、
愛情に包まれて育つと情緒の安定が図られ円満な明るい性格に成長していきます。円満な家庭は
子どもにとって情緒安定の基地です。
 どうしても子育てでは、小言ばかりを言いがちです。過干渉は子どもの依頼心を助長されますし、
無関心や放任では子どもは全うに育ちません。子どもと一緒に楽しく語り合う親になり、ひとつ
の方針を与えたら、あとの行動は子ども自身の自己選択に任せ、あまり干渉しないことが子ど
もをたくましくさせます。
 子どもに安全軌道をセットし、その軌道を過保護に守って通過させようとすることに熱心に
なっては子どもはいつまでたっても自立できないと言うことです。

子どもの体力と自立心 その12

本校の体力テストの結果を集計し全国平均と比べてみました。結果は思わしくありません。テスト
の全項目の3分の2以上全国平均以下。特に50m走は、全学年で下回っています。体力合計点
で5段階A、B,C,D、Eに分けていますが、男子の42%、女子の24%ががD,Eでした。この結
果は、学力向上以上に大きな課題と思っています。
子どもの体力は、自立心の育成に大きく関係します。運動に親しんでいる子どもは、体を苦にせ
ず動かすので学校生活でも活力を感じます。この活力こそが様々な困難に立ち向かうことができ
る自立心の強いたくましい子どもの育成につながってきます。
ゲームなどで閉じこもりがちな時間を解消し、運動に親しむ機会を創出したいものです。
石井には伝統あるスポーツ少年団もあります。多くの子どもが入会し運動に親しんで欲しい。