こんなことがありました!

2015年8月の記事一覧

自立心 その7

「子どもに選択権を与える」
 自立とは、自分の頭で考え自分でどうするかを決定し自分の判断で行動していく力です。つまり
独立独歩の行動ができることです。親の考えを一方的に押しつけるのではなく、子どもの判断を
できるだけ尊重しながら、行動させていくと良いです。子どもの自主的活動を応援していくように
するのです。
  作家の吉川英治氏は、娘さんへ「おまえに一番すまなかったとおもうことは、苦労をさせてやら
なかったことだ」と語ったそうです。子どもに苦労させて育てること。自主性を育てるには、子ども
が自分の頭で考える場面、子どもが判断に迷う場面で、親が手出し口出しして勝手に決めてしま
わないことです。過干渉しすぎると依頼心が強くなり子どもをダメにします。
 「・・・・をしなさい」ではなく「どうしたらいいと思う?」と問いかけるように心がけ、子どもが主体的に判断する場面を多く与えるようにしましょう。

校内理科作品展開催中


夏休み、多くの子ども達が理科の自由研究に取り組んでいます。
子どもの発想はすばらしく、楽しい作品ばかりです。
ぜひ、学校に立ち寄った際はご覧ください。

外国語活動


 毎週月曜日は、3年~6年生の外国語活動があります。
 
担任の先生とALTの先生が協力して指導しています。
今、国では英語科として教科として扱うことを検討しています。

朝の読書スタート

 
 2学期から朝の10分間読書がスタートしました。
全校が読書に取り組んでいるので、本当に静かです。落ち着いた雰囲気で朝のスタートが切れ
ています。本が好きな子どもの育って欲しいです。

自立心 その6

しつけの極意・・・親が率先して見せる!
 山本五十六の名言「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、 ほめてやらねば、人は動かじ」
まさにこれが極意ではないかと思います。
 親が「こうしなさい」と言葉だけで教えるのではなく、親がやって見せていくとうまくいきます。
親が「ああしなさい。こうしなさい」と口数多く教えるのではなく、親の行動を模倣させていくのです。
 挨拶のしつけも同じです。親の方から先に「ごめんなさい」「おはよう」「おやすみ」「いただきます」など言います。
 子どもはそれを自然にまねするようになります。家庭の雰囲気作りがあいさつのしつけのコツです。
 親は、子どものお手伝いには、「ありがとう、助かったよ」とか「上手にできたね」と賞賛や謝意の
言葉をかけるよに心がけましょう。きっといい子に育ちます。

二本松市子ども議会

 
 市政10周年を記念して、二本松市子ども議会が開催されました。市役所で本物の議場で
議会の進め方も本物の議会と同じように進めました。各校の代表が一般質問をしました。
本校の代表は、6年生の植野さん。質問は、「二本松市の活性化」と「老人ホームの新設につい
て」の2つでした。堂々とした質問はすばらしかったです。市の部長がそれぞれ答弁。植野さ
んの意見が市政に反映されることを願っています。

校庭の雑草

  
 校庭の雑草を取るため、軽トラックを使ってレーキをかけました。雨がほとんど降っていないの
に、雑草は力強く伸びています。乾燥しているので砂埃がかなりひどかったです。

自立心 その5

「自分の子どもは他人と思え。他人の子どもは自分の子どもだと思え。こうしてしつけよ。」と言わ
れます。しつけは厳しくする必要があるということです。
夕食前におもちゃを出し放しにしてテレビを見ていたA男に母親が「テレビを消しておもちゃを片
付けなさい。手を洗ってきなさい。夕食にしますよ」と指示をしました。しかし、A男はテレビに夢
中、手も洗いません。とうとうテレビを見ながら手も洗わずに夕食を食べ始めました。母親は「片
付けもしないで、全くだらしないんだから」と小言をぶつぶつ。A男が夕食を食べることを認めてし
まいます。これではいけません。しつけは、妥協しないことが大切です。徹底して守らせることで
す。「仕方がない子ね」と物わかりのよい親になってしまってはいけません。小言を言っても子ど
もの心には響きません。そのうちに小言を無視し、わがままで横着になり、宿題なども忘れても平
気な子どもになります。子どもへの要求や指示は必要最低限にし、一度出したら引かないことで
す。

駒ヶ根市の子ども達との交流会

二本松市は駒ヶ根市(長野県)と姉妹都市。今日は、駒ヶ根市の子ども達50人が石井小学
校に来校。交流会を行いました。石井小の学校紹介に始まり、レクリエーション協会の指導員
の方の指導により、ゲーム等を楽しみました。最後には一緒にプールへ。
よい体験活動でした。
 
 
 

自立心 その4

1学期にある1年生の男の子が校庭で転んで膝をすりむいてしまい泣いていました。よく見る
と擦り傷は血がにじんでいる程度でたいしたことはありませんでした。しかし、その子はその場
を動こうとしません。
そればかりか、「保健の先生呼んできて!」と叫びました。依頼心が強く甘えん坊に育っている
ことが分かります。そういう子は転んだことを人のせいにしたりします。自立心が育っていない
のです。
ある1年生の女の子は、たくましいと思いました。その子は、同じく校庭で転んで膝を大きくす
りむいてしまいました。膝は血と砂が混じりかなり痛そうでしたが、自分で校庭の水道のところ
で水で膝を洗い、すぐさま仲間の所に走って遊びに行ってしまいました。
この二人の子どもの違いはどこからくるのでしょう。それは自立心を育ててきたかどうかです。
自立心を育てるためには、親はあれこれ手をかけてやるのではなく、子どもが失敗しても最後
まで頑張る時間をかけて見守っている忍耐強さが必要です。転んだら抱き上げて慰めることも
愛情としては大事ですが、自分で起き上がるのを待ち、自分で起き上がったことをほめ、激励
と賞賛の言葉をかけてやるようにするのです。
子どもの自立心を育てるためには、黙って子どもの横で忍耐強く見守る態度が必要です。