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2015年7月の記事一覧

自立心

 親の願いは、子どもがどんな場面に出会っても、放り出されてもたくましく生きる人間になって
欲しいと言うことでしょう。そんためには、我が子に自立心を身につけさせる必要があります。
自立心とは、自分の頭で考え、自分で考え他人に頼らず正しい行動を選択していく力のことです。
 では、自立心を育てるためのいくつかの方法を今後このHPでこまぎれに書きたいと思うので
参考にして子育てしましょう。
①先回りはしない!
 よく気がつく親がいます。子どもの行動を先回りする親です。あれこれ指示をしてしまう親です。
「早く起きなさい、時間ですよ」(子どもが起きようとしているとき)
「早く服着なさい」
「歯を磨いて、ほら顔を洗って」
「忘れ物ないね」「ハンカチ、ちり紙は?」
機関銃のように言葉をかけられると子どもはその言葉がないと行動しなくなってしまします。
依頼心が強くなるのです。親まかせののんびりした子に育ちます。親の言葉待ちの子になって
しまうと、例えば学校の忘れ物をすると「お母さんが言ってくれなかったからだ」と親のせいに
します。
 親が先回りしすぎると自立できない子どもになってしまいます。先回りして失敗させないこと
を大切にするのではなく、親は子を常に見守り、自分一人でできたことをほめ続けることです。
親は心を鬼にして口出しや手出しをしたくなる自分の意志に忍耐強く逆らうことが大切です。
子どもを信じ、親がのんびり温かく見守るという態度がよいと思います。